部室は暗く、テレビの明かりだけが煌々として見える。
「明日香」
あまり大きくなく、でも厳しめに声を出すと端っこでビクリと震える影を見た。
「……ぅ」
私が新しく部に新調した布団を被ってビクビクと脅えている。
無理やり布団を引っぺがすと、涙目で目線を逸らした。
「私は今更、どういうつもりだとかいう怒り方はしたくない」
そう言って頭を撫でる。
私の優しい行動に期待するように顔をあげた。
そんな明日香にニッコリと笑いかけてやる。
「ただ、ケジメとしてお仕置きはさせてもらう」
一瞬でまた脅えた表情になった明日香を布団の上に転がす。
服を剥いで一糸纏わぬ姿を晒す。
トマ子が邪魔をしないことを確認して、手を進める。
「うぅ……なに、するの……?」
「教えると思う?」
そう言って明日香の手に自分のタイを外して結ぶ。
部室の恐らくバレエのような動きの練習をするときに使うのであろう手すりに結びつける。
尻を突き出すような形になった明日香が恥ずかしいと腰を下ろした。
放っておいて演技を確認するための大き目の鏡を取り出す。
「しっかり見てごらん」
明日香の目に入るように置いてやり、腰を無理やり引っ張って上げさせた。
「あ……」
何がしたいのかわかったらしく、明日香は顔を赤らめた。
「は、恥ずかしいよ、やだよぅ……」
体を隠そうと試みるが、手は手すりに繋がっているため使えない。
明日香はただ体をくねらせることしかできなかった。
「イヤらしい格好だね」
「言わないで……」
胸を掴んで揉みしだく。
少し痛いぐらいに強く。
「……はっ、あっ」
それでも感じるらしく、だんだんと顔が赤らんできた。
鏡には顔を赤くして快感に身を任せる明日香が映っている。
ちゃんと鏡を見るよう指示すると、声が少し乱れてきた。
「あっ、あっ、恥ずかしいっ、んんっ」
「淫らな顔してる」
「ひぅっ、ふっ、うう」
背中を舐めあげると、ゾクリと鳥肌が立っているのを感じた。
さて、このまま気持ちよさそうにされたんじゃお仕置きにならない。
私は手を振り上げ、勢いよく尻に当てた。
「いだっ!」
う、可愛くない。
まぁお仕置きだしいいか。
続けて何度も尻を叩く。
「あうっ、んぐっ、いたいっ」
「お仕置きだからねぇ」
いい加減に私の手がジンジンしてきた頃、足の付け根からキラリと何か反射した。
「明日香、濡れてる」
「あ!こ、これは……」
手でその辺りを弄ると、明日香が気持ち良さそうな声を上げた。
「あぁんっ」
「……痛くても感じるんじゃ、お仕置きにならないな」
こいつ結構ドMなのかも。
繋いだまま明日香の体をごろりとひっくり返して仰向けにした。
愛液が溢れるソコに、勉強のお仕置きに使っていたローターを突っ込む。
「んんっ」
「そこで見てろ」
そう言って明日香から離れる。
目を逸らして必死に唇を噛んで堪えていたらしいトマ子に手を伸ばす。
「トマ子」
「う……」
「連帯責任って言ったよね?」
無関係とはいかない、と訴えると相変わらず目線は合わさないまま素直に従った。
言われた通り、服を脱いで四つん這いになった。
トマ子のうなじを舐めると、声を漏らしたがやはり明日香ほどは感じないらしく鳥肌が立つ様子もなかった。
それでも気にすることなくじっくりと背中を舐める。
「……はぁっ」
乳首を抓ると、前よりは良い反応が見られた。
明日香ほどではないにしろ、頬も染まって股から足に透明な糸が伝っている。
背中を舐めていた顔を徐々に下げ、溢れているそこに突っ込む。
「あっ、やっ、そんなとこっ」
私がソコを舐めることがよほど意外だったらしく、ふるふると体が震えだした。
その後ろの不浄の穴までしっかり舐ると、気持ちよかったのかガクリと上半身が落ちた。
どうやら手に力が入らないらしくお尻を突き出す形になったのでこちらとしては舐めやすくなった。
好機と思ってさっきより激しく舐めまわす。
「あぅ、んっ、はぁっ、あ、ああぁ!」
でもやっぱり、イけるとこまでいかないか。
まぁ初めてでイった明日香がよっぽど淫乱だったということかな。
明日香をちらりと見ると、真っ赤な顔をこちらを向けて足をもじもじとすり合わせている。
ローターのスイッチは入っていないのに、やっぱり淫乱。
そのスイッチのついたリモコンを、色々使えるだろうと用意しておいた薄いゴムに入れる。
歪な形になったコンドームをトマ子の中にゆっくりと挿れた。
「あ、あ、あ」
私の指以外を受け入れたのは初めてであろうそこがギュッと締まる。
私はリモコンをさらに中に入れた。
一番奥にコツンと当たると、軽い音でカチッとなった。
「ひぅっ!」
「あ、はぁ!」
二人の声が響く。
明日香の中から低く、けれど強く振動する音が聞こえる。
さっきまですり合わせていた足を開いて中の異物に必死に応えている姿はとてもイヤらしかった。
「え、えぇ?」
トマ子は事態が呑み込めてないらしく、顔だけ明日香の方を向けて息を吐いていた。
もう一度リモコンをトマ子に突き立てて、私は笑った。
「んっぐぅ!」
「……っはぁ、はぁ」
「トマ子の中には、明日香のローターのスイッチが入っているんだよ」
振動が止まって、明日香が大きく息を吐いた。
もう一度入れるとまた双方がビクリと体を大きく跳ねさせる。
その反応が気に入った私は何度もトマ子にリモコンを突き立てた。
「あ、あぁっ、いっ、ふあぁっ」
「んぁっ、あ、はぁ、あぁっ!」
トマ子はよほど気持ちいいのか、だんだんと声が大きくなっていた。
それに反して明日香は動いて止まっての繰り返しで焦らされているらしくイヤイヤと体を振っていた。
足を擦り合わせて少しでも気持ちよくなろうとしている。
「トマ子、明日香が自分ばっかりズルいってさ」
「あ、明日香ぁっ、はぅっ」
トマ子から手を離し、明日香の体をまた鏡に向ける。
そこにはもう快楽しか見えていないただの変態しか映っていなかった。
トマ子の顔を明日香の股まで誘導し、舐めるように指示する。
「そ、んなっ」
「鏡を見てみなよ。明日香が辛そうだと思わない?」
「……トマちゃん、見ないでぇ……」
トマ子は一度ごくりと唾を飲み込むと、明日香のソコを舐め始めた。
「んっ、ふっ」
「い、はぁっ、あぁっ!」
私も明日香の中にあるリモコンに手を伸ばし、また出し入れを始めた。
明日香の中でも振動が始まった。
今度はその振動が止まらないように浅くでも速くする。
「あっ、あっ!あぁ!うっ、あんっ」
「んぁああ!や、い、はぁあ!」
浅く速い快感に切なげに声を漏らすトマ子と、休む暇もなく振動と友人の舌とで長い快感に追われる明日香。
どちらも終わりは近そうだ。
二人とも体の痙攣が止まらず、ビクビクと腰を揺らしている。
しばらくするとトマ子は舐める余裕もなくなり、ただ口を開けて喘いでいた。
トマ子に明日香と同じ格好を強要して左手で明日香を、右手でトマ子を虐める。
激しくなった快感に明日香が耐えきれないと一際大きな声を上げた。
「あ、ぁああああ!!」
「ふっ、んっ、ぃやぁあ!」
すぐにトマ子も大きな声でイッた。
二人とも肩で息を吐いている。
特にトマ子は初めてイッたからか、ぐったりとしている。
ただこれはお仕置きだったりする。
これぐらいで参ってもらっては困る。
私はへたりこんでいる二人を仰向けにして、また指を突き立てた。
「やっ、なんで!?もうイッたのにっ」
「も、もうダメっ!」
「お仕置きだから」
結局私は二人が気絶するまで手を動かし続けた。
片づけが終わり、二人に服も着せないまま振り返るとバンちゃんがぐったりとしていた。
「……だから、気絶するまでやるなって」
そういえば前回もそれで凄く困ったんだっけ。
「バンちゃん、先帰っても良かったのに」
「いや、まだボーナスもらってないんでね」
「そういやそうでした」
ポケットから財布を出してお札を数える。
足りるかなー。
まぁバンちゃんならATMまで待ってくれるとは思うけど。
そのとき、控え目にノックの音がした。
「はいはい」
顧問の吉沢か?
二人を責め続けてダルい体に鞭打ってドアを開けた。
「……こんにちは」
おや、今日のうちに来てくれるとは。
私は自然と元気がみなぎってくるのを感じた。
そこにはみんなの“聖母様”が立っていた。
凛と背中を張っている。
「いらっしゃい」
バンちゃんがひらひらと手を振ると、少しだけ表情を和らげた。
「今日いっぱいはブラスバンド部にいると思ったけど、いいの?」
「兼部でもいいってことだったから、みんなで顧問に怒られたり慰め合ったり、いっぱい時間を過ごしたわ」
つまり、覚悟はいいと。
「でも演劇部って、何すればいいのかしら」
さすが聖母様。
ただの演劇部だとお思いのようだ。
てっとり早く奥で寝ている二人を指差す。
もちろん服は着ていない。
「……ただの部活動ではないと思ってはいたけれど」
聖母様は顔を顰めて嫌悪感を露わにした。
さすが、綺麗な人はそれでも綺麗なままのようだ。
そんな顔でも正直見惚れる。
「弱みもあるしね」
パッと携帯を見せる。
それを見て、初めて彼女の瞳が揺らいだのを見た。
「……どうして……」
「たまたま見ちゃって。もちろん、“本人”には教えていないよ」
ちらりとそのご本人を見ると「なんだ弱みあったんだ」という表情でこちらを盗み見ている。
「私はてっきり、あなたはお金が目当てで演劇部につけ入ったんだと思っていました」
「残念、それはあっち」
私がバンちゃんを指差すと、少し悲しそうに顔を伏せた。
「そうですか……」
「私も体だけが目当てってわけじゃないんだけど、目的のために“聖母様”を汚す必要があるんだ」
悪いね、と手を伸ばす。
相田優を恨めとは言わないけど。
聖母様を部屋に入れて鍵を閉める。
布団はさっきまで犯されていた二人が占領しているからソファに座らせる。
そして視界の隅で別のソファに座っていたバンちゃんがひっそりと布団の方へ移動するのを見た。
「バンちゃん」
「あ、お構いなく」
「バンちゃんも手伝ってよ」
そう言うとバンちゃんは面倒そうに口を尖らせた。
「やだよ。お金以外に興味無いし」
「そう言わずに」
「はぁ、そういうのを手伝うと私まで恨まれるじゃない」
「じゃあ見てるだけでもいいからさ」
今度は他人に見られて恥ずかしいプレイかいとバンちゃんは先ほどのソファに腰を下ろした。
しぶしぶといった形だが、バンちゃんが見ているだけでもかなりこの聖母様は嫌なはずだ。
「……あの、出来れば彼女の前では……」
好きな人の前で犯されるということがやはり嫌だったらしく、青い顔で話しかけてきた。
……でもまぁ確かに、ここで彼女に犯されるところを見られるぐらいなら写真を見られたほうがマシだよね、普通。
私ならそうだ。
「そうだなぁ……手もダルいしなぁ」
じっと自分の手を見る。
その手はさっきまで散々明日香とトマ子を虐めていたせいで力が全然入らない。
「ねぇ、バンちゃん、やっぱりバンちゃんがしない?」
「だから嫌だってば」
「そこをなんとか!」
パンと手を合わせてお願いする。
その様子に少しだけ聖母様が笑った。
「ほら、笑われてるしさ、潔く行こうよバンちゃん」
「えー」
「この聖母様を負かしたのもバンちゃんだし、勝負の続きだと思って、ね?」
何度もゴリ押しすると、さすがのバンちゃんも大きく溜息を吐いた。
けれどゆっくりと体を起こした。
「ボーナス、倍で」
あぁ、やっぱり帰りはATM行きか……。
まぁ今日はバンちゃん頑張ってくれたし、それぐらいはいいか。
「悪いね、染田さん。幼馴染のお願いだししょうがないわ」
「……ほ、本当に足尾さんが……?」
彼女はきっとどうしたらいいのか感情すら追いついていないんだろう。
顔色は変えず、目を見開いて冷や汗を流していた。
さて聖母様、いや、この“少女”は好きな人に犯されるという行為にどう反応するんだろうか。
「う、嘘、よね」
「ごめんねー」
バンちゃんはゆっくりと彼女の服に手をかけた。
染田さんは抵抗することもできずに茫然とバンちゃんを見ている。
きっと信じたくないんだろう。
彼女がどんなバンちゃんを好きになったかは知らないが、少なくとも自分を犯すような人を好きになったわけではないだろう。
バンちゃんはぶちぶちと文句を言いながら染田さんを下着だけにした。
それでも彼女の体にはさすがに賛辞を述べた。
「良い体だわー」
明日香よりも胸はたっぷりとしていて、お腹は程良くけれど痩せ細ってもいない。
足も少し太めで、スレンダーではなくまさに聖母という言葉の似合う扇情的な体だった。
少し着痩せするタイプだなぁ。
バンちゃんはブラジャーの上から胸を揉む。
「……ぁ」
快感からではなく、恥ずかしさから声が漏れた。
声を出した聖母様は慌てて自分の手で口を塞いだ。
バンちゃんの手でぐにぐにと胸が形を変える。
少しずつ息が荒くなる聖母様を、バンちゃんは若干面白くなさそうに見つめた。
「ジョウ、やっぱりあたしにはこの子の相手は辛いわ」
「なんで?」
「あすちゃんやトマ子と違って重すぎるよ」
彼女には覚悟があった。
泣き喚いていた二人と違って、深く静かな悲しみがある。
それはバンちゃんじゃなくても重いと感じるだろう。
「覚悟、か。やっぱり彼女は“聖母様”だね」
そう漏らすと、バンちゃんはわからないという顔で聖母様を見直した。
「そう?あたしには諦めを知ってるただの“人間”に見えるよ」
染田さんはバンちゃんの言葉に目を見開いた。
本当に信じられないといった顔で、ポカンとしている。
「まぁなんでもいいから続けた続けた」
「へーい」
バンちゃんははぁと溜息を吐くと、染田さんのブラジャーを剥ぎ取った。
抑えられていた胸がプルンと揺れた。
うーん、大きい。
「これは若干そそられるものがあるなぁ……」
バンちゃん、本音漏れてる。
「じゃ、染田さんには悪いけど……」
「大姫、です」
染田さんが声を出した。
それは覚悟を決めた聖母様ではなく、確かに一人の少女のか細い声だった。
その顔に「あぁ」と私は納得した。
わかった、彼女はバンちゃんの“公平さ”に惚れたんだ。
誰もが彼女を聖母様と呼ぶ中、バンちゃんだけはしっかり染田さんと呼び続けていた。
みんなから甘えられる聖母様という自分に彼女は疲れ切っていたんだ。
今の彼女は聖母様としてではなく、一人の染田大姫という女の子として大好きな人に身をささげているんだ。
「名前で呼ばれたいの?他に何か呼び方とかある?」
「家族は姫って呼んでますが……」
「じゃ、姫で」
バンちゃんはケロリと呼び方を変えると、胸を鷲掴みにした。
「んっ」
「姫って何カップ?」
「えっと、Fです」
でかっ。
ちょっとバンちゃんに任せたのを悔んでしまうなー。
まぁいつか触らせてもらおう。
バンちゃんが首筋に舌を這わせると、姫はうっとりと頬を染めた。
……これから犯されるってわかってても、気持ちは変わらないんだな。
この少女の愛は本当に強く、これには私も「あぁ」と苦笑せざるを得ない。
それはかつて“私が欲しかったモノ”だ。
「痛い?」
「い、いえっ」
「そ」
「んっ」
そう言ってバンちゃんが痛くするために手を強めても、姫の目は深い愛情を湛えたままだ。
寛子を抱いたことも、抱かれたこともある。
でもそれはまるで遊戯の延長のようだった。
くすぐったい、気持ちいい、楽しい。
恋のまましてしまったそれは、私だけが深くなっていった。
愛になった私と違い、寛子は恋のままだった。
そして愛にならなかった寛子は私を遊びのままキープして相田優に夢中になり始めた。
姫の姿に自分を重ね、少しだけ優しい気持ちになった。
「バンちゃん、ひどくしなくていいよ」
「いいの?」
「うん」
そんなことをしたところで、彼女たちには何の意味もないことはわかっている。
バンちゃんは何の感情も抱いてはいないし、姫の悲しみもなくならない。
残るのは姫を、相田優の“聖母様”を汚してやったということだけ。
それだけで十分なのだ、自分にとっては。
「じゃあ、優しく、ね」
「あ……」
バンちゃんは上を脱ぐと、素肌を重ね合わせた。
姫の目に少しだけ喜びの色が見えた。
やはり女の子、好きな人との行為はより気持ちいいのか感度があがった。
気付けば姫はバンちゃんの首に縋りつくように抱きついていた。
愛されたかった。
愛していたかった。
高校生にはなかなか重い。
小さな頃から、愛が欲しかった。
ようやく手に入れたから、だから悔しかった。
寛子も最初から騙すつもりではなかったと知っている。
そう、彼女が相田優を好きになった時点で自分を突き放してくれれば何の問題もなかったのだ。
ただ私に飽きてから、財布として利用したり、そしてそれをなんとも思ってない彼女が嫌だった。
そしてさらにその寛子を自分に引っ掛かったダメな女と嘲笑っている相田優も嫌いだ。
だから私は復讐を止める気はない。
たかがそれだけ、と思うかもしれない。
でも自分にとっては何よりも大切で、辛かったから。
そのせいで誰かから恨まれても良いと思えるほどに、自分の一番の中の大切な何かを踏みにじられたから。
「……あ、あっ」
気付けば、姫のソコから血が見えていた。
ありゃ、処女喪失の瞬間も見えなくなるほど考え込んでいたとは。
バンちゃんは言われた通りに優しく、なるべく痛くないよう体中を愛撫してあげていた。
「足尾さんっ、あしおさっ、あぁ、はぁっ」
絶頂は近い。
私はそっと離れると、寝ている二人を覗きこんだ。
二人に服を着せて、はぁと溜息を吐く。
なんで私はこんな聖母様のキューピッドみたいなことをしてるんだか。
「やっ、もうっ、もうダメっ、いっいっ」
「ん、イッていいよ」
「…は、ぁ、あぁああん!!」
あ、終わった。
イく際に思いっきり抱きしめられたらしく、バンちゃんは「うぎゅ」と情けない声をあげていた。
そのマヌケさに少し笑う。
「……ジョウ、笑ったなぁ?」
「いや、ごめん。……ぶふっ」
「ジョウ〜」
お前がやらせたくせにー!と地団駄を踏むバンちゃんに笑いが止まらない。
今日はATMでもう一悶着あるかもしれない。