Lily memo %



第三話 後編



--mitsuki--


鮮やかなジャンプに下からせり上げられる青く光るナイフ。
会長さんが下がらないように魔法で援護もした。
八方塞がり、これならさすがに会長も…、それが甘かった。

「咲等さん!」

二人は一瞬にして<蒼い龍>に飲み込まれた。
どう見ても魔法。
ライフウェポンの形は一人に一つのはずなのに。

「魔法!?そんな!武器は剣なのに!」
「あなたたちは少しリサーチ不足ね。でもまぁ、最近はあまり知られてないみたいだししょうがないか。
 アレクサンドさん、どうかしら。ミッション続ける?」

マスターが倒れてもミッションは続行可能。
けど私一人で勝てる相手じゃないことは理解できる。
魔法力だけなら、図々しいことを言うと自信がある。
でも前衛がいなければ大型の魔法は使えない。

力の差は、歴然。




「…いいえ、残念ですがこのミッションは棄権します」




一つため息をついて、咲等さんに近寄る。

痛かったでしょうに…。

せめて楽にさせようと頭だけを抱きかかえてその場に座り込む。
最初のうちからこんなミッションばっかりじゃあ、もしかしたら嫌にならないでしょうか…?
私はできれば、咲等さんにパートナーのままでいてほしいのですが…。

「よ、容赦ないなぁ…」

後ろを振り返ると、真由さんが杉田さんをしゃがんで見下ろしていた。
会長さんはにっこりと笑うと真由さんを真正面から見た。

「だって、あなたの代わりなら少しぐらい厳しくても元気かと思って」
「限度がある、限度が」

真由さんがひらひらと手を振ると、会長さんはまた笑った。

「手加減したのよすごく。それに、攻撃自体は弱くしたもの、すぐ目が覚めるわ」

良かった、すぐ目が覚めるんですね…。
咲等さんを抱きしめる力を少しゆるめて安堵の息をつく。

「…これが会長でいいのかほんと…」
「いいじゃない。会長って言われても私は昔からこうだもの。
 やりたいことをやりたいようにやってるだけ。そうでしょ?」
「まぁそうだねぇ。欲望にほんと忠実だよね」

会長さんは中等部の頃から生徒会長さん。
…やっぱりそういう役職につくとフラストレーションが溜まるんでしょうか。
普段から真由さんをいじめて楽しんでいる節がありますしね…。
会長さんはポンと手を打ち鳴らすと、真由さんの手を引っ張って立ちあがらせた。

「ねぇ、それより真由。私ちょっぴり物足りないわ。
 久しぶりの戦闘だったのよ?張り切りすぎてまだ手がうずうずしてるわ」

本当に、私達はあまり相手にならなかったんですね…。
真由さんは耳に手を当てるとそっぽを向いた。

「聞こえない。相手したくない。後が怖ーい」
「大丈夫よ。万全じゃないあなたでもその子たちより強いわ」
「そういう問題じゃないんだけど…」

中等部の頃からそうでした。
会長さんは真由さん相手になるといつでも楽しそうになんでもかんでも勝負を売ります。
…真由さんはいつも相手になってるみたいですがいつも負けるようです。
負け戦とか、嫌にならないんでしょうか。

「まぁ、いいか。血染めの獅子とまではいかないけど血染めの犬ぐらいの力で頑張ってあげよう。
 幼馴染サービスってところで」

真由さんはニッと笑うと杉田さんを抱き上げた。
私達も避難しないと。
咲等さんの腕を肩に通して少し引きずるようにして端まで歩く。
…足、長いですよね。かっこよく運べなくてごめんなさい、咲等さん。
会長さんはよほど嬉しかったのか、手を胸の前で組んで周りにハートが見えそうな勢いで笑顔を振りまいている。

「あら、優しい。でも手加減はしないわ」
「してください」

間髪いれずに断る真由さん。
まるで漫才のようです。

「嫌に決まってるじゃない」
「ちょ、さっそく踏み込んでこないでよ!」

合図は何もなく、まるで練習のよう。
最初は軽い打ちあい。
会長さんの剣を真由さんが右手で振り払う。
今度は真由さんが肩めがけて蹴りあげると会長さんが両手でガードして距離を開ける。
手先だけで遊ぶように打ちあう会長さんと、体全体でアクロバティックに繰り出す真由さん。
まるで相手の手の内は知っているかのように攻撃は全てお互いに吸収される。

「大人しくライフウェポン使いなさい」
「ヤだ」

会話のような打ち合いをしながら会話をする。
けれど気付けば打ち合いは激しくなって、そのうち会長さんから魔法がちらちらと飛び出すようになり始めた。


「うぐ…」


下から声がして、慌てて覗きこむ。

「大丈夫ですか?咲等さん」

いつもころころ変わる可愛らしい顔を今は苦痛に歪めて起き上がろうとする。
体がまだ痛そうだったので無理しない程度に手で肩を押さえつけた。

「い…あれ、美月?」

私に気付くと、歪んでいた顔を優しい笑顔に変えてすぐにまたしょんぼりとした顔に変わった。

「や、やっぱり気絶してたんだ…。うぅ…イケると思ったのに…」
「いいえ、会長相手に頑張ったほうです」
「そうかな?…ありがとう」

子ども扱いにならないように右手でそっと帽子の上から頭を撫でて笑いかける。
咲等さんははにかみながら笑顔を返してくれる。
けれどすぐに目を見開いておろおろしだした。

「ご、ごめん、ひざまくらなんかさせてて…、あ、足しびれたよね…?」
「大丈夫ですよ?」

別に足はしびれてないのでよかったんですが…。
あわあわと起き上がると今度は目の前で繰り広げられている光景に目を見開いていた。

「…なにこれ?」
「おい、なんであの人が戦ってるんだ?」

右から声がしたので振り返ると、杉田さんも目を覚ましたみたいだった。

「会長さんが私達だけじゃ物足りなくなって真由さんにせがんだんです。
 あの二人、幼馴染なので仲がいいから…」
「あ、だから真由って生徒会と仲いいんだ」

咲等さんはなるほど、と手を打ち鳴らすとにこにこと納得した。

「理由はそれだけではないんですが…」
「なんだ、あれ。剣から魔法が出てる」

聞いてないよ〜と今度は頭を抱え始めた咲等さん。
…ほんとに、ころころと表情が変わります。

「噂でしか聞いたことないが、魔法剣だと思う。
 会長の通り名は『剣の蒼龍』。
 魔法タイプでも武器タイプでもある、と昔噂を聞いたことがある。
 会長が戦うこと自体がまず少ないから噂だし忘れていた…」

杉田さんは一つため息をつくと、後ろの壁に背中を預けた。
そういえばそんな噂を私も聞いたことがあります。
すっかり忘れていました…、まさか自分が会長さんと戦うなんて思ってもみなかったので…。

「魔法が使えて、近接もできるって…ずるいよ…。
 勝てないよあんなの…。
 あ、でもすごい。真由は片腕だけなのにもう会長に何度も攻撃を当ててる」

魔法をひらひら避けながら遠慮なく蹴りをかます真由さん。
剣に当てたり腕に当てたりしながら、時には使えないはずの左手を遠心力で扱う。
私達とは経験値が違いますね。
ほぅ、と息を吐くとまた隣から低めの声が。

「あれ、あの人武器出してないぞ!?」

あの人、というのは真由さんのことでしょう。
本来学生がツールバトルで必ずと言っていいほど使われる水晶が服の裾からちらちらとのぞいている。
驚いている杉田さんに声をかける。

「真由さんはよっぽどじゃないと武器は使わないそうですから」
「素手であの会長と戦うなんて…」

信じられないといった表情で茫然としている杉田さんなんて初めてみるんじゃないでしょうか。
人嫌いで有名な杉田さんですが、意外と感情は豊かなのかもしれませんね。
感情が豊かといえば、咲等さんも驚いた表情で真由さんを見ていた。
杉田さんとの違いといえば、その顔は茫然とではなくとてもワクワクした顔だということでしょうか。

「すごいなぁ…。…わ、まずい!」
「え?」

その声に杉田さんと同時に顔を真由さんたちの方へ戻すと、背中が先ほど"危ない"と言っていた方向へ向かっている。

「ちまちまちまちま痛いじゃない!喰らいなさい!ブレイズカノン!!!」

会長さんの言葉に、大きな火龍が燃え上がる。
そこから迸る火の球が何十個もの量で発射された。
当然、それを真由さんは後ろに跳んでから横に避けようとしたようで…。






「あ!?うわあぁあああああああああああああああ!!!!!!?」





残念ながら後ろは無く、ガラス一面粉々に。
その中から、先ほど聞いたような悲鳴が上がる。
…人に注意しておきながら、なんという…。
私たちは茫然としてそれを見守ることしかできなかった。







--sakura--


既に空は真っ暗。あれから30分もたっていたらしい。
しばらく真由の救出に時間を使ってようやっとガラスの中から出てきた。
やがてポツリと、でも笑顔のままで会長さんは言った。

「…やりすぎたわ」





「やりすぎた、…じゃ、ないわぁああーーーーーー!!!!!!!」





「真由、ブレイク!ブレイク!」

動こうとすると血が出るので慌てて止める。
…い、痛くないのかなぁ。

「殺す気か。なんでわざわざガラスの方吹っ飛ばしたのさ!」
「見えてなかったのよ。そもそもこんな狭い場所を選んだのが間違いだったのよ。
 今日はもうやめときましょう。あなたに免じてその体育倉庫は見ないであげる」
「おいこら、私のミッションじゃないんだから私に詫びてよ」

会長さんは吠える真由に悪びれもなく笑っている。
動けるってことは痛くないのかなぁ、でも怒ってるってことは痛いのかなぁ。
触って止めようとすると、ところどころ真由の身体がキラリと光ることに気付いた。

「わ、わぁ、ガラスが背中に刺さってるぅ」

覗きこむと美月にきゅっと袖を握られて窘められる。

「抜いちゃダメですよ。血が噴き出ますから」
「…医務室ってもう開いてないんじゃないか?」

苦笑気味の美月と呆れている杉田さん。
私もあの場所に立ったままだったらこんな視線をあびてたのかな…。
むしろ私なら死んでる気がする。

「じゃあ私が責任もって治療してあげるわ。それでどう?」

はいどうぞーと手を広げる会長さんを真由は一蹴した。

「お断りする!あんたの部屋には二度と行かないし二度とノックしない!
 …だから、あんたんとこのお高〜い治療薬だけください」

よほど嫌な思い出でもあるのかすごく嫌そうに被りを振る真由。
でも手だけだして現物だけ催促した。
会長さんはすこし残念そうにため息をつくと、その条件をのんだ。

「わかったわ。それで手を打ちましょう」
「なんでそっちが譲歩してるんだ!ふざけんな!」

また吠え始めた真由を美月と二人がかりで止める。

「ど、どうどう。うぅ…ガラスが食い込んでるよう」
「あんまり動くと貧血で倒れますよ」

私達の様子を見て、会長さんはふふふとなぜか嬉しそうに笑った。

「大丈夫よ。これはどれだけ血を吹いても生きることが過去に実証されてるわ。
 『血染めの獅子』またの名をゴキブリ」
「あんたが答えるな。つか、ゴキブリってなんじゃい!失礼なこと言うな!」

わぁわぁと騒ぐ真由とそれを見て楽しそうな会長さん。
…会長さん、もしかして真由を煽って楽しんでる?
一向に収まる気がない二人を美月と顔を見合せながら苦笑する。
とりあえずはミッションクリアなのかな?
でも私達倒されただけなのにいいのかなぁ…?




「会長、いるんですか?」




廊下の非常口から階段を下りてくる。
せ、生徒会の人かな?

「愛梨!こっちよ!」

会長さんは階段を振り向くとゆっくりと手を振る。
少しずつ姿が見えると、会長さんが歩み寄った。
暗闇の中でもはっきりと姿が見えるほど色白の小さくてお人形のような女の人だった。

「会長、もう最終下校時刻が過ぎてます。みんな心配してますよ」
「あらほんとう。ごめんなさい、すぐ戻るわ」

厳格な口調とこの学校では珍しいきちんとした姿から、とても真面目な人だなというのが見てとれる。
会長さんだけに話しかけるその姿は少し可愛らしい。
美月とはまた違うベクトルで可愛い人だな。

「…誰?」
「副会長さんです」

なるほど、会長さんと二人並ぶととても絵になる。
私たちの声が聞こえたのか、ちらとこっちを見るとまたすぐに会長さんに目を戻した。

「…何かあったんですか?」
「えぇ、ミッションが出されてたみたいなの。でも体育倉庫は異常無かったわ」

会長さんはいけしゃあしゃあと嘘を口にした。
…でもよかった、これで初めてのミッションクリアだ…。
そう思って安堵の息を漏らそうとして慌てて飲み込んだ。
副会長さんはしっかりと体育倉庫の方を凝視している。

「…本当ですか?」
「ええ」

副会長さんはしばらく会長さんを見た後、少し速足に体育倉庫に近寄った。

「嘘ですね」

ため息を一つ吐くと、ガラスの破片を少し踏み分けて中へ踏み居る。
…躊躇しないなぁ。
あぁ、ミッションクリアだと思ったのに…。

「会長、これが、異常無いんですか?」

一度振り返って会長さんを見た後、また体育倉庫に目を戻した。
なんだか居たたまれなくって周りをきょろきょろと見回すと、苦笑している美月と目が合った。
…ごめんね、ミッションまた失敗だね…。

「予算から覚えのない備品、…と、これは先生の趣味ね。あとは…ソフトボール部の生徒の隠し武器。
 これは異常無しとはいえません」

成績、あがると思ったのに…。
また美月に迷惑かけちゃうな…、すごく残念。
がっくりと肩を落として、ふと見回した中に一人足りなかったなと思いだす。
杉田さんは居るし…。

「このガラスは会長が原因ですか?」

副会長さんが会長さんに歩み寄ると、会長さんは楽しそうに手をごめんねの形にした。

「えぇ、調子に乗っちゃって。あんまり楽しかったものだから、…つい」

つい、で済まされるんだ…。
なんだか真由が可哀想…。
あ、そっか、さっきから真由を見かけないんだ。

「つい、で学校を壊さないでください。これは明日にでも修理してもらうよう手配します」
「助かるわ。さっすが愛梨!私の右腕!」
「それで、負傷者は?」

会長さんのこういった会話に慣れているのか、副会長さんは淡々と会話をする。
あまり表情の動かない人だなぁ。
それより、真由はどこに…?

「大丈夫よ。これから私が治療するわ」
「会長自ら…?」
「幼馴染だもの。ねぇ?」

会長さんは私の方へ目を寄こした。
…私?

「まぁ、ね。あとは大丈夫だから副会長さんは戻って大丈夫じゃないかなーと、思う」

すぐ後ろからもう聞きなれた声が聞こえて少しビクッとする。
真由、私の後ろに居たんだ…。
でもなんで?
副会長さんは真由の姿を見た後、さっきより少し大きめの溜息をついて帰って行った。

「…そう。では、私はこの体育倉庫の中身だけ報告書にまとめて帰ります。会長、お先に失礼します」
「えぇ、また後で」

副会長さんが颯爽と歩き去ると、私の後ろからひょっこりと真由が顔を出す。
…なんで隠れてるんだろう。
美月を見ると、目を合わせてくれた。

「…真由って生徒会と仲いいんじゃなかったっけ?」
「全員とってわけにはいかないでしょう。副会長は二人いるんですが真由さんは現在どちらとも仲が悪いんですよ」

そっか、生徒会っていっても色んな人が居るだろうし折り合いの合わない人もいるよね。

「へぇ…確かにちょっと怖かったもんね」
「ちょっとした事情も絡んでるんですけどね」

美月はまたちょっと困った顔で笑った。
なんか事情多いなぁ、真由。
先輩ってこういうもの?
でも真由って先輩に見えないよね、ちっちゃいし。

「…あれ、杉田さん、帰るの?」

横から足音が遠ざかるのが聞こえて、首を横に振ると杉田さんの後姿が見えた。
少し土のついた体を払うと、少し振り向いて目線だけこっちによこした。



「…スギでいい。みんなそう呼んでる」



あだ名かぁ。
杉田さんに少し、認められたってことでいいのかな。

「スギ、かぁ。わかった」
「…あのジャンプ力、次は一対一でお前とやってみたいものだな」
「へ?」

スギはそのまま歩いて見えなくなった。
一対一?え?サシで?
できれば私は遠慮したいかも…。

「…やっぱり、咲等さんは人付き合いは苦手じゃないです。杉田さんは人嫌いで有名なんですよ」

茫然と見送る私に、美月が笑いかける。
そっか、ちょっと嬉しいな。

「ちょっと堅い感じするけど、良い人そうだね」

嬉しくってきっとニャヒルには「へらへら」してると呼ばれるかもしれない笑みが抑えきれない。
私の知らない友達の居る人が多い中で、私の友達が増えることが嬉しい。

「きっと本人に言うとすごく喜びますよ」
「じゃあ今度会った時に伝えるね」

嬉しさそのままに笑顔でそう答えると、一瞬美月はきょとんとした顔をした。
…変なこと言ったかな?



「…あなたのそういうところが私は大好きです」



言われたことを理解した瞬間、顔がかっと熱くなった。

「へ?」

言われたことは理解したのに言われた意味が理解できない。
…そんな特別なことを言ったかな。
自分の言葉を反芻してもよくわからない。
あ、そっか、スギと一緒かな!ジャンプ力かな!
無理やりにそう思い込んでとりあえず礼を述べる。
…美月はたまにわからないなぁ。
なんとなく落ち着かない気持ちでいると、前から真由の声が聞こえた。

「おーい、青春はいいんだけど早く帰らないとご飯食いっぱぐれるよー。
 っていうか早く私を治療することを考えろー!」

いつのまに私の後ろから移動したんだろう。
流血はそのままでとても元気に仁王立ちしている。

「先輩でしょ、暖かく見守ってあげなさい」
「いいから早く来いこらー!まだ死にたくなーい!!」
「大丈夫よ、ゴキブリの名は伊達じゃないでしょう?」
「いやいや、私がゴキブリなら龍とか呼ばれてるあんたはミミズだ!」

龍とミミズを一緒にしちゃダメだよ…。
真由はたまに幼い、というか変な言い回しをする。

「あらひどい。私ったらこんなにか弱いのに」
「いだだだ。か弱い女の子は人の体に刺さったガラスをぐりぐり押し付けたりしません!」
「これも愛情よ」
「いらんわそんなもん!」

その夜はまるで漫才のような二人の会話を耳にしながら寮に帰った。
友達が増えたことの嬉しさと、でもほとんど何もできずに負けたことの悔しさをちょっとだけ引きずって布団に入った。
明日からもスギに会えるといいな。
ニャヒルもちょっとぐらい暇があるといいな。
美月とももっとお話してみたいな。




明日がいつもよりちょっとだけ、楽しみになった。

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