Lily memo %



第一話 中編



「おー、始まってるなぁ」

それは「ドンパチ」といった擬音がとても似合う光景だった。

「これじゃ抗争じゃないか!」
「こ、この中に突っ込んでいくんですか!?」

戦争とまでは行かないけれどどう入っていけばいいかわからない。
蛇口をひねって出すような水ではなく全て洗い流すような滝のような水が目の前で起こって消えた。
あれは魔法なんだろうか。
家で見るような魔法ではない、ちょっとした災害だ。

「安心しなさい。生徒会はたった二人だし。それもパートナー同士じゃないな?余裕じゃないか!」
「よ、よゆー?あの騒ぎでですか?」
「あぁああ、やっぱりこんなことなら浪人してでも他の学校選ぶんだったぁあ」

太秦さんはこの世が終わったような顔をして嘆いている。
私も今すぐ地面に転がって駄々でもこねたい気分だ。
野中先輩はそれを知ってか知らずかまた笑っている。

「つべこべ言わずに行っておいで!死んだら葬式はしてあげよう!」
「殺すな!」

葬式とか縁起でもない…。
冗談にしても今の私たちには笑えない冗談だ。

「流れ弾とかに気をつけてね。今回一番厄介なのは武器になれてない新入生の同士討ちだから」

アドバイスなのか脅しなのかもはやよくわからない。

「くっそー。死んだらこの先輩呪ってやる!」
「話をちゃんと聞かなかった私たちの自業自得なんだけどね…」

すごく逃げたかったけど野中先輩はいつまにか私たちの後ろでニヤニヤしながら仁王立ちしている。
もう前に進むしかなさそうだ。

「えっと、これに力を込めるの?」
「水晶の使い方すら聞いてないのか。本気で怪我するよそのうち。見てて」

軽く諌められながら今度はしっかりと説明を聞く。
彼女はまず水晶の先についているキーホルダーのようなわっかに指を通した。
それからぐっと握ったあと、くるりと水晶を回す。
水晶が消え、彼女の手に金色に光るハンドボールサイズの珠が出た。

「…うわ、なんか変な球みたいなの出た!」
「これが私のライフウェポン。魔力を手の平に集めただけの単純な武器。さ、やってごらん」

「回す…。あ、手から落ちちゃった」
「おいおい、大丈夫かねほんとに。力の抜き過ぎ。力加減が分からないなら最初は手のひらに水晶を乗せてから指に通してグーにするといいよ」
「手の平に乗せて…グー…で、くるっと…」
「わわっ!?」

いつの間にか自分の右手に大きな鎌が握られていた。
左で素っ頓狂な声をあげた太秦さんの手には長い棒のようなものがあった。
これが私たちの武器なんだろうか。

「帽子の子は鎌か。死神みたいでかっこいいなぁ。けど特殊な武器は慣れると強くなりやすいからいいねぇ」
「死神かぁ…」

少し後ろ暗い気持ちになる、嫌だな。
これが私の生きてきた証だというなら悲しいな。
よほど微妙な顔をしていたのか、野中先輩はちょっぴりフォローにならない気遣いを言ってくれた。

「嫌な武器でも自分の生き方に従順だからね。すぐ慣れるし、やっぱり使いやすいよ」
「はぁ…」
「あたしは…なんだ、棒?」

太秦さんはしげしげと棒を眺めている。

「うーん、ハーフちゃんは伸びない如意棒ってとこかな?」
「嫌な例え方だな」

確かになんだかちょっと残念な気がする例え方だ。
端についた装飾が綺麗でたまにキラリと光っている。

「二人とも近接戦タイプだね。棒ってことは間合いも取りやすいし戦いやすいよ」
「こ、これ、死にませんよね?だって、刃物ですよ?」

確かに触ると感触がある。
適当に入った学校でうっかり人を殺しました、なんて冗談じゃすまされない。

「それは校長がちゃんと死なないように調整してるから大丈夫。魔法で作られてるもんだから。これらは全部実態化しているけど人は傷つけないようにできてるんだよ。でも切られたらそれ相応の痛みはちゃんと残るから油断しないように。それに魔法か何かで吹っ飛ばされた時、ガラスとかで手ぇ切るとかいうこともあるから」
「う…」

一瞬安心したのにやっぱり怪我をすることもあるんだ…。
彼女の頬の絆創膏もそういった経緯でついたんだろうか。

「その鎌で首を切られれば…そうだな、1日ぐらいの気絶で済むかな?魔力の量にもよるけど」

誰かの一日をなくしてしまうのだと思うとやっぱり使いたくないな…。

「まぁ中にはチェーンソーだっているしそれに切られたときの痛みに比べたら断然マシだから迷うことないよ。むしろ首をスパッとやられたほうがまだ気分的にマシかも」
「き、切られたことあるんですか!?」

なんだかお尻あたりがかゆくなる話だ。
チェーンソーって…。

「まぁそれなりに。グイングイン回るアレで足をザリザリとやられてね…。うわぁ、思い出したくもない。今思い出しても背筋がぞくぞくするぅ」
「ぅうわぁ」

野中先輩は話しながら自分の体を抱きしめて身震いした。
きっと思い出したくないと言いながら思い出してしまったんだろう。

「そういうことだから、二人ともうだうだ言ってないでさっさと行きなさい。参加せずに終わるとそれはそれで厄介だぞ」
「しっつもーん」
「はい、太秦さん、なんですかー」
「命令無視はどうなるんですかー」

良い質問だとばかりに野中先輩は頷いた。
そういえば太秦さんの質問通り、命令無視なんてどうなるんだろう。

「自室謹慎、もしくは単位没収。失敗したときは成績が落ちるだけなんだけどね」

太秦さんは「げ」と言うとくるっと戦場を振り向いた。
そしてもう一度野中先輩に目をやり、また戦場を向いた。

「さ、失敗しても死なないんだ!さっさと行ってさっさと終わろう!」
「わ、ま、待って!?」

どうやら彼女の中で何かが吹っ切れたらしい。
行くのは嫌だが単位を落とすほうが嫌なようだ。

「あっはは、怪我はするってこと忘れないようにねー!」

しぶしぶ歩き出した私たちの背中に薄情な声がかかる。
あっははってひどいよ…。








「うーん、参加人数50人ってとこ?」
「おいおいおい、半数は倒れてるじゃないかー…」

時たまに飛んでくる水のようなものをビクビクと避けながら戦地へ進む。
あぁ、嫌だ。すごく。

「あら、遅いわよ!あなたたち!」

どうやらさっきからビュンビュン飛んでる魔法はこの人のものらしい。
戦場の真ん中には二人、対称的的な体系の二人が並んでいる。

「もっと骨のある新入生はいないのか!?」

特に片方は大きく、がっしりとした筋肉質な体をしていた。

「えーい!ダメもとだ!突っ込む!」
「む、無茶だって!」

無謀にも突っ込もうとする太秦さんを急いで止める。
このままじゃ犬死だ。

「怪我はしないんだろ!失敗してとうぜんだこんなの!」
「んー、で、でもほら!あれ見てよ!こっちの『筋肉!』って感じの人は大きい剣だけど、あっちの人は小さな武器みたいだ。…何かはわからなくてもあれなら一撃ぐらい当てられるかも…」

ほぼヤケになっている太秦さんを必死に宥め、まだ楽そうな方を選択した。
魔法を直に体に受けるということがどういうことかはわからないけど、ガチンコ勝負よりはマシかもしれない。

「よ、よし!そっちを攻めていこう。あんたは左からだ!」
「う、うん!…って、私鎌の使い方なんて知らないよ!?」

頷いてから手にもった武器に困惑する。
鎌って本来農作業に使うものじゃないの!?

「あたしだってこんな棒使い方知るか!なんとかしろ!」
「うわーん!」

なんとかって…。
なんともならないよぅ。
それでも一人裏切るわけには行かず、タイミングを合わせて左へ踏む込む。
振りまわそうとした鎌は空を切った。
ヤバいかもと思ったときにはもう遅い。

「…パターンが単純ね。踏み込みが遅い!」
「ぐっ…わぁあ!?」
「嘘だろ!?にゃぁあああ!?」

全身に強い衝撃を受け、頭が真っ白になる。
痛いというより痛いという信号が頭の中を駆け回ってるみたいだ。
ドンと背中に衝撃が伝わる。

「…っと!?あっぶな、初日にガラスに突っ込ませるとかシャレにならないよ。トラウマになって学校に来なくなったらどうすんだ!やりすぎでしょ!風紀委員!」

先ほど聞いた声が頭の隅に聞こえる。
あぁ、野中先輩だ。
どうやら抱き止めてくれたらしい。

「あら、誰かと思えば『血染めの犬』じゃない」
「『血染めの獅子』じゃなかったかな?まぁいいや。やりすぎじゃない?」
「悪い子の教育係は悪い子だったのね。そりゃあこんなミッションに来るような子たちですものね」
「人の話聞いてよー」

二人の会話がなんだか雲の上で踊ってるみたいだ。
あまり頭に入ってこない。

「私は風紀委員ですもの。風紀を乱したものは厳しく罰するわ。それに、怪我したぐらいでやめるならその程度の覚悟の生徒ってことよ」
「うわ、最悪。なんでこんな容赦ない組み合わせなんだよぅ。生徒会長様や副生徒会長共はどうした?なんで風紀委員と体育委員なのさ」


「ははははは!!素振りが遅ーーい!!!!もっと速く!もっと強く!それじゃあ今後生活していけないぞ!」


「あのハッスルしまくってる悪い子は放っておいていいんだ?」
「えぇ。これも風紀のためよ。体育委員長だって心はちゃんと涙でムチをふるっているはずよ」
「嘘くさい。あれ絶対楽しんでるだけじゃん。ちょっと、両方とも生きてる?」

自分に掛けられた声だと骨髄が認識したら、少し色々戻ってきた。
意識とか、感覚とか、その他もろもろ。
痛い痛いと信号をまだあげている体にムチを打って声を出す。

「し、死んでません…」

目を開けて訴えると、野中先輩は「よし」と声を明るくさせた。

「…っと、太秦ニャヒルは完全に気絶か。威勢がいい割には早かったなぁ」

なんとか体を起して隣を見ると、確かに太秦さんが目を回している。
私の目線で野中先輩は先ほど私を吹っ飛ばしたらしい人を指差した。

「咲等、風紀委員は水系魔法を使って攻めてくるタイプ。あの小さな武器は神剣と言って魔力を打ち出す媒体なんだよ。誰か水を打ち消せる魔法を使えるやつと組んでオトリにしながら戦いなさい」

もらったのはアドバイス。
けど中身はちょっと複雑だ。

「え、えぇ!?オトリ?」
「あんな極悪人に負けるな。あんな魔法をくらって気を失ってない君は強い。あれならB組あたりでも気絶するからね」

そんな強い攻撃当てられたんだ…。
いや、その前にオトリってどういうことですか。
むしろまだやらなきゃいけないんですか。

「そ、そんなこと言われても…!」
「私はこのハーフの子を避難させておく。ま、楽に行きなよ。健闘をいのーる」

そういうと野中さんはさっさと太秦さんを抱えて走り去ってしまった。
私はものすごく置いてけぼり気分だ。

「そんなぁ!…ま、魔法を使える人?って言ってもどうやって探せば…」

もちろんのこと入学したばかりで知り合いなんていない。
魔法を使うとかオトリだとか頭が混乱しはじめてきた。
立ち上がってオロオロと周りを見渡すと、ショートカットの女の子がこっちに跳んできた。

「うわ!?」
「おい!あんた!ぼーっとしてんな!邪魔だ!」
「うわぁあはい!ごめんなさい!」

慌てて避けたけど怒られてしまった。
いっそ参加しないほうが足手まといにならないからいいんじゃないかなと思えてしまう。

「くそっ!まずは体育委員だ!あーや!」
「うん!ねぇ、そこのあなた!」

あーやと呼ばれた女の子がこちらを見ている。
もしかして私に話しかけているのかな?

「は、はい?」
「ちょっとでいいの!風紀委員を引き付けておいてくれない!?」
「えぇ!?」

引き付けるってどうやって!?
そう聞く間もなく女の子たちは2人でがっしりした人 -たぶん体育委員長- の方へ走っていってしまった。

「お願いね!」
「あーや!早くしろ!」

どうしていいかわからず茫然と二人を目で追っていると、二人はふと立ち止り手を取り合った。
何をする気か見ていると、二人の周りに薄い光のようなものが見えた。

<我、心を解き放つ>
<我、体を解き放つ>
<彼の者との血を結び、力を求める。我らを繋げろ!>

「…よっし、スギは体育委員長をその自慢の素早さでなるべく翻弄させてね。私はおいしいとこ取りで行くから」
「わかっている」

ショートカットの子がなにやら呟くと、あーやと呼ばれた女の子がその子の頬にキスをした。
女子高ってすごいなぁ…、じゃ、なくて!
ひきつけろって言われたなら引きつけないと!
目の前では何人かの生徒が風紀委員長に当たって砕けている。

「ぬるいわよ!ゴールドスプラッシュ!」

恐らく呪文だと思われる言葉が出されると、神剣から水がほとばしる。
おそらく先ほどはあれをぶつけられたんだろう。
全身が先ほどの痛みを思い出し、逃げ出しそうになった。

「ひき…つけ…。うぅ、魔法に、あたりませんように!」

当たらなければいいのだ。
極力逃げて逃げて引き付けることならできないかな、と思いとりあえず風紀委員長に近づく。

「あら、あなたまだ起きてたのね!いいわ、今度こそ倒してあげる!」
「わぁ!?ひゃぁ!?や、やめてくださいぃ〜!」

私に気付いた瞬間狙いうちしてきた。
あまりの速さにビビり放題でひたすら避ける。
よもや倒そうなんて思えません。

「え、全部避けた…!?」

奇跡のような回避でなんとか無傷の私。
けどそれが彼女の心に火をつけてしまったらしい。

「だったら…。広域魔法!ブルーウェーブ!!!」

叫び声と共に放たれたのはよもや避けられるとは思えない津波。

「えぇええ!!?えと、えと、っとぁ!!」

それでも先ほどの痛みを思い出すと大人しく受ける気なんてなくなる。
ひねり出した答えはなるべくジャンプして避けることだった。
この高さならイケる!……かなぁ?

「っと、あ、あぶな…」

そこらから何人かの悲鳴が聞こえたけど大丈夫だろうか。
もしかして私のせいで誰か巻き添えになったのかなぁ。

「これで…、え!?なんですって!?」

私と目が合ったとたん、風紀委員長は目を丸めた。

「どうやって避けたっていうの…。意地でも当ててやるわ!シャワーレイン!」
「ひえぇえ!い、いた、かすったぁ!」

あぁ、ダメだ。無理だよこれ…。
次に来たのはまるで雨のような水だ。一つ一つのスピードが速いみたいですごく痛い。
少しかすってしまった。痛い。

「ふふふ…じわじわと追い詰めてやるわ…」

私の慌てる姿を見て、嬉しそうに声をあげた風紀委員長。
これ、もはや風紀とかそういう話じゃないよね…?




--sugi--


「すごいあの子。ねぇ、スギ、さっきのジャンプみた!?広域魔法をジャンプだけで避けたよ!」

無邪気にあーやが声をあげている。
しかし、今はそんな場合ではないのだ。

「見た!見たがしかしそんな場合か!あいつが風紀委員長をひきつけてる間に私たちはあの筋肉ダルマを倒さないといけないんだぞ!」

半ば叫ぶようにあーやを怒鳴りつける。
あーやはそんな私に慣れたようにふらふらと手を振った。

「わかってるって。まずはあいつの腕だけでも潰す!あーや、いっきまーす!」

笑いながら走っていくあーやに声をかけることは忘れない。

「無茶はするなよ!」
「わぁかってるって!失礼しますよ!せんぱぁいっ!」

まったく、元気なのはいいが無鉄砲なところは考えものだ。

「む、パワータイプだな」

体育委員長がこちらを見た。
どうやらちょうど手が空いたところのようだ。
邪魔は入らないほうがいい。

「はーい、見た目で判断しないでくださいねっ!」

あーやの力押しはなかなかのものであるはずだ。
しかし、金棒を振りまわすあーやにびくともしない体育委員長。
さすが、と言ったところか。

「うむ、いいパワーだ…」
「うわ、超余裕。ムッカつく!」
「しかし速さが足りん!」
「わ!?」

ダメだ。あーやが少し突っ走りすぎている。
このままでは私が体育委員長の気を引いてあーやがとどめを刺す、なんて話は無茶苦茶になってしまう。

「あーや!…速さをお求めなら私が相手だ!」

あーやの行動範囲に入らないように相手の前へ滑り込む。
牽制程度の突き出したナイフはかすりもしていない。
当たり前のことか。

「スギごめん!カスリもしなかった!」
「大丈夫だ!あーやはちゃんと自分の役割を全うしろ!」

私とあーやではもともとが違う。
こういった相手への挑発は私の役目だ。

「…私の速さについてこれるか!体育委員長!」
「むっ!?」

次々に場所を変えながら攻撃を繰り出す。
当然だが、全て避けられている。
まだだ。まだ、もっと、速く!

「まだまだ!」
「ちょこまかと…いい速さだ!」

徐々にスピードをあげる私にピタリとまるで調整でもされているかのように動きを合わせる。
まだ、ついてこれるというのか!

「いや、まだだ!」

私はまだ速くなれる!
スピードだけが私の得意とするところだ。ここで負けるわけにはいかない。

「おぉ!まだ速く動けるのか!素晴らしいフットワークだ!一年生にしては有望だ!」

それは本心から出た言葉だろう。
証拠に、最初は避けていた攻撃を今は弾いている。
体を大きく動かす余裕がないのだ。
…いけるか、これは。


「…しかし動きが規則的すぎる!」


急速にわき腹に痛みを感じた。

「ぐぁ!?」

ここが限界か!情けない!
完全な速さへ到達する前に動きを読まれてしまったようだ。
気が遠くなりそうだが一人ではないので倒れるわけにはいかない。



「…覚悟!」



あーやの声が近くからした。
ダメだ、その角度は当たらない!

「ぬるい!」
「きゃぁああ!!」
「あーや!」

叫ぶと肋骨が軋んだ。
いや、軋んだように思えるだけで実際にあるのは痛みだけだ。
くそっ、動けるはずなんだ!

「む、しまった。手加減を忘れたか。数日は足が使えないな」

軽く放られた声に頭に血がのぼる。

「このっ…くっらえ!」

考えるよりも速く腕を突き出していた。
ナイフを突き立てるような形で斬りかかる。
しかしそれは叶わず、ナイフを持った手を痛いほどに掴まれていた。

「うむ、良い太刀筋だ。しかし、ナイフでそれをするには少し思慮がかけるな。怒りに囚われたか。
 でぇえええいい!!!」
「な!?くっそ…うわぁああああ!!!!!!」


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